アミューズ
ふかひれ入りロワイヤル グリーンピースソース自家製からすみ添え

おまかせオードブル
牛タンと春野菜のテリーヌ

こだわりスープ
コンソメ、フォーと棗(なつめ)入り

お魚料理
鯛と筍の海草蒸し

お肉料理
牛フィレステーキ チャイナソース添え

おつけもの

止め椀&桜ごはん

デザート
羅漢果のゼリーと白胡麻のムース

チーズ盛り合わせ


↑
テーブルの上に小さな器があったので

↑
蓋をあけてみると、タプナードでした。黒オリーブとオリーブオイルとアンチョビのペーストで、私はバターよりこっちが好きなので嬉しかった!
|
|

↑
時間が来たので、階段を下りてダイニングルームへ。

↑
ダイニングルームは畳敷きです。最初は抵抗あった。

↑
漆塗りの折敷がテーブルマット代わりで、ナイフとフォークではなくお箸でいただきます。
アミューズ
ふかひれ入りロワイヤル グリーンピースソース
自家製からすみ添え
…だったのですが、がっついていて写真撮り忘れ…
ごくやわらかい茶碗蒸しのような卵料理で、グリーンピースのソースのやさしい甘さがよく合い、繊細なフレンチでした。
ここはお箸で食べるのですが、それがぴったりの味なんです。
おまかせオードブル
牛タンと春野菜のテリーヌ
牛タンの箸でちぎれる柔らかさもさることながら、ゆるめのゼリーで固められたテリーヌの中の野菜のしゃっきりした食感がいソースとよくマッチして、悶絶。
こだわりスープ
コンソメ、フォーと棗(なつめ)入り
このコンソメがすごくおいしくてびっくり!棗は香りづけなので、食べないで残してよいとのこと。
お魚料理
鯛と筍の海草蒸し
鯛は桜チップで燻製し、若布と一緒に蒸してあります。
白ワインソースが添えてありました。
お肉料理
牛フィレステーキ チャイナソース添え
網焼きのジューシーなステーキでした。
ソースがちょっと変わっていて、中国醤油に黒酢をミックスしたもの。
付け合せのキタアカリ、椎茸(ここの庭で自家栽培したもの)ともよく合っておいしかったです。
ここでご飯が出ました。
止め椀
おつけもの。
このおつけものがまた、三品どれもすべておいしかった!
ご飯は桜ご飯。桜の塩漬けを戻した汁で炊いたそうで、ほのかに桜の香りがして、これまた絶品でございました。
デザート
羅漢果のゼリーと白胡麻のムース
私がまだワインが飲み足りないのを察してくれ、「デザートの代わりにチーズの盛り合わせもできますが」と、気の利くサービススタッフの男の子が聞いてくれました。
もちろんそうさせていただきましたとも。
おかげさまで、ゆっくりとワインを飲みながら食事の余韻に浸ることができました。
チーズのお皿右上の「ブリア・サヴァラン」は生クリームをプラスしたフレッシュタイプのチーズで、ダンナのストライクゾーン! なので結局ダンナがほぼ食べてしまいましたが…。
*****
今回のヒットは、このサービスの若い男性でした。出迎えも、チェックインも、夕・朝食のサービスもチェックアウト時の精算も、私たちが顔を合わせたスタッフは(夕食時に少しだけ手伝っていた若い女性スタッフを除くと)彼だけ。
ダンナ「きっと、ぎりぎりまでコストカットしてるんだろうなあ…(いろいろと身につまされることがあるらしく、悲しそうな遠い目)」
お客は私たちのほかに3組ほどいたので、かなりきりきり舞いでしたが、すごく細やかに気がついて、控えめだけどすべてに目をくばられているという安心感があり、彼のサービルぶりを見ているだけで気分がよかった。
グラスワインのおかわりをした時に、ボトルに中途半端な量が残っていたらしく件の男性スタッフが
「最後なので、おまけします」
と多めについでくれたので
「今年一番嬉しいかも」(←やや本気)
と言ったら
「この冬一番ですよ、今年はまだこれから嬉しいことがたくさんありますよ」
と、笑いながらも生真面目に返してくれたのが、さらに好感度アップでした。

↑
自家製パンは、すぐには持てないほど熱々。

↑
タプナードをつけて食べると、たまらんのです。
|